わたしの常識は世間の非常識? ー原料が好き、原料が本質

今、お化粧品の販売の仕事をストップしています。
コロナ渦の中で実演販売の仕事が無くなったから、というのもありますが。。

幸い、配偶者が同居しているのでそのパートナーの収入で生活できるという(今のところですが・・・)、この状況でいったん考えをリセットする時間にしている感じ。

最近、引っ越しました!
神社の近くなので毎日、神社に挨拶する!

 

さて今日はこれから、駒込でバイト(自然野菜レストラン駒込ナーリッシュ)なのですが、この飲食店はヴィーガン・ベジタリアン対応のお店なのです。
わたし自身はベジタリアンじゃないけど、自然栽培(無農薬・無肥料)の野菜は格別に美味しく、バターや生クリーム、化学調味料などを一切使わないので、どんなお料理でもわたしが食べることができます。

専門家の推奨は正しい?石鹸シャンプーは髪を傷める?

新型コロナウイルスの流行により、世界全体が混乱状態になり、嘘やデマの情報がSNSなどでも拡散されたことで「本当は何?何が抗菌なの?」みたいな状況は今でも続いてますが、ナンチャッテ専門家の言う「次亜塩素酸水が人の身体には無害」というようなデマも・・・

「専門家が推奨」と言ってもそれすらもよくわかんない、ということもありますね。

わたしが原料にこだわるのは、もちろんオタクという部分もありますが、必要な化粧品の原料、必要な食べ物の材料にはなるべく身近にある自然なものが良いと思うからです。

美容室では「石鹸シャンプーは髪を傷めると言われた」というのもよく耳にします。
「石鹸シャンプーが髪を傷める」という理屈はある意味、正しいんです。

だって汚れを落とすものには洗浄が必要で、髪や頭皮を洗うことが目的になりますから。
洗浄力のあるものを使うってことは、(合成・天然に限らず)皮膚や髪の表面のタンパク質を壊すことになります。

まあ、あれです。
信じる人は、石鹸を使わないで良いと思う

“もっと優しいアミノ酸シャンプー“とか
“傷んだ髪も優しく保護”とか
こういった名目で化学物質やヤシ由来・アミノ酸由来の界面活性剤を使うのは、理にかなってないな、と思う。

石鹸シャンプーが髪を傷めるなら、なぜわたしは今、10年以上も石鹸シャンプーだけなのにツヤツヤ髪で、頭皮は水をはじくほど健康なのか?

そう思う

つまり、化粧品の原料は理屈で理解するのも大事ですが、長年やり続けた結果どうなったのか?
ということが本質なのだと思います。わたしはこの程度のオタク度です。

原料には興味がある

わたしはオタクですが、“ナチュラル推し”のスピリチュアル的なもの、ネットワークビジネスは不得意です。
昔、ネットワークでお化粧品を購入していたことがあるけれどやめてしまった

やめてしまった理由は、化粧品が合わなかったという理由じゃなくて、販売する人の商品知識がはなはだしくレベルが低く、信用できなかったからです。
“ナチュラル・オーガニック”を売りにするのであれば、商品知識や原料に関する知識はあって当たり前
(と言っても会社の上から伝わってこないので販売する人には知るよしもないけれど・・・)

そういうわたしの常識は、(後々分かったのですけど)世間から見ると非常識になります

化粧品は食べ物よりもずっと複雑で科学的です。
化学の知識がないとできないし、化学が得意であったとしても続かない
例えば「よし!化学が得意だから良い化粧品を世の中に出すぞ!」とエネルギーたっぷり正義感たっぷりに、鼻息あらく宣言したところで実際にはどうか?ということ。

発達した化学、あふれ過ぎてる化粧品の種類、この中に販路もなく販売ノウハウもない一個人が良い商品を製造し続けることは不可能に近い。
これは経験からですが、化粧品製造・販売の小さな会社で働いてきたからこそ体感してきた部分です。
だからこそ自分のアトピーがきっかけで知った、今の会社の化粧品があって良かった。

わたしは理系の大学を出ましたが化学は苦手です。
幸い、販売・接客というのが好きだったから原料の話・製造の話は、化粧品作りをしてきた自分のならった経験を生かすことができました。

ただし、今後は今までのようなバラエティショップで声かけし出会ったお客様と仲良くなる機会も減ると思う。
というのも、コロナ問題はまだまだ終息したわけでもなく、今後もわたしのような販売員は今までのような接客・販売を、どんどん新しい形に変えないといけない。

コロナ問題で、仕事がなかったのでよく考えるきっかけになりました。
わたしはやっぱり原料が好き

 


バイト先(駒込ナーリッシュ)で撮った写真↑
植物だけの原料のバインミー(サンドイッチ)

 


メニュー写真撮るのも、だいぶコツを掴んできたかも!

植物や生物の力をちょっと借りて、なるべく自然な素材(原料・材料)で生活できる楽しさを、もっと多くの方と楽しみたいなって思います

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