大人になった彼が、なんども同じことを繰り返すのはなぜ? Part1

わたしは以前、占い師に「あなたは男性と縁がない運勢になってる」と言われたことがあり、これを真に受けたわけじゃないけれど、確かに男性と友人になることはあっても恋愛関係になることが少ないから当たってる気が・・・

男性との縁は遠いかもしれないけれど、縁があった青年Tへ、わたしからメッセージとして読んでもらう機会があれば、と今回、この記事を書こうと思う

覚えや要領は悪そうだけど・・・Tへの第一印象

職場が一緒だった男の子(男性)・Tがいる
男の子といってももう立派な大人だけれど、わたしが出会った当時彼は高校卒業したばかりの18歳だったから、わたしの中では「男の子」という印象が今も残っているんだ

Tと親しくなったのは、当時の同僚たちとやっていた勉強会にTが参加したことをきっかけだった。
働き始めたばかりの彼は、アルバイト経験もなく物静かなあまり多くを語らない青年だった覚えがある。

ただ、当時からTは「仕事で何か自分がやりたいことを見つけたい!」という思いが強く、その点を買って、わたしは勉強会のメンバーに誘ったのだった。

真面目にみえるし愚痴もあまり言わないけれど。
何かモヤモヤした社会や仕事への気持ちを晴れやかにしたい

そんなことが感じ取れるTのことを
仕事の覚えや要領は悪そうだけど、意欲があるから失敗してもめげずに頑張れそう
と、当時30歳を目前にしたわたしは、何故か上から目線で微笑ましく10代の青年のことを眺めていた

ただそれは、あくまでも第一印象だけだった
実際のTの性格・性質はその後、まったく異なる姿を見せる
このことは後日、本人の行動で知ることになる

わたしの常識も外れている

Tに出会った当時、29歳という年齢のわたしは、仕事上で1つの部門を担当して数年経ち、経験を少し積んで人間関係も築き始め、顧客や関係組織との人間関係もでき始めていた。

この会社(組織)でわたしのできることって?わたしの仕事はやっぱりこれ!
と毎日毎日、振り返って考え、突っ走っていたな、といまでは思う。

経験は大事なことだが、経験を積むほどに自分の仕事への関心と周りの人間との差、人間関係に悩む現実とも隣り合わせになるのは承知の事実なわけで。
とりわけ頑固な性格のわたしは、自分の持つ常識を正義感たっぷりに正しいと思い込んでいたところも否めない。

特に、30ー31歳を迎える頃には、自分の常識を職場の周囲の人たちに理解してもらえないもどかしさが鬱憤になり、イライラすることも多かったような気がする

つまり、わたし自身が持つ「常識」は、周囲の人からみれば外れていたのだ

わたしは、どうしても必要なことをやっているんだから、周りはそれを受け入れるべき
と本気で思っていた時期だった。

そういう思い込みや頑固さがケタ違いに多いわたしは、周りからみると「仕事はできるが厄介な人間、扱いづらい頑固もの」というのが本音だったんだろうと思う。

ただ、そんな現実もうすうす感づいていた当時のわたし側から見ると
”仕事ができる”の基準って何?それがだれかの役に立っているかどうかでしょ?
というのが言い分で。。”できる・できない”という基準に、何を当てはめるのか?
そんな頭のおかしい理屈で考える厄介者だった。


そんな私にも職場の友だちはいました
その友人、今は親友であり大切な人

優れた容姿も目立った特徴もないけれど

そうなると当然、周囲からは浮いて見え、それが目立つようになり、それが叩かれたり逆に賞賛されたりすると、内部の人間から圧がかかったり。
その圧を跳ね返すと、そのエネルギーは相手側はわたしにさらに圧をかけるため数倍の人間を巻き込んできたり・・・

つまり、足並み揃わず外れていく、これがわたしだった

話を戻すと、そんなわたしのことを、当時Tは憧れの存在と位置づけ「あの人みたいな仕事したい」という存在だったというんだ。

優れた容姿があるわけでもなく
目立った特徴があるわけでもない
頑固で自分の常識で思い込みが激しい

そういう人間がわたしであり、ときにはそういう人間が誰かの”憧れの存在”にもなりうるのだ
面白いもので、浮いてしまうということは、その分周囲からの圧が強まるが、ひっそり応援してくれる人・憧れてくれる人が出てくるものだ

とは言っても、応援してくれたりする人は目立たずひっそりとなので、当時は気づかなかったけれど

PART2へ続く

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